娘が小学生の頃、学校から持ち帰ってきたアサガオ。
あれから、なんと12年。
毎年、こぼれ種から芽を出しては、あちらこちらに
ツルを伸ばし、
自由気ままに咲き乱れるようになりました。
すっかり野生化したアサガオ。
今年はエアコンの室外機に戯れるように
ツルを伸ばし、例年より少し遅れて、
ようやく花を咲かせ始めました。
そんなアサガオの成長を、毎日楽しみに見守っている人がいます。
還暦を迎えた我が夫です。
「おっ、今日はここまで伸びたなぁ」
「もうすぐ咲きそうやなぁ」
……と、実際にそんな言葉をかけているかどうかは
さておき(笑)、
まるで小さな子どもの成長を見守るかのように
アサガオに話しかけてはニコニコ。
その姿が、なんとも微笑ましいのです。
娘が小さかった頃は、子育てに追われる毎日。
あれこれ心配したり、忙しく動き回ったりしていた
はずなのに、
今ではアサガオの小さな成長に目を細めるお年頃。
人って、こんなふうに変わっていくんですね。
そんな夫を横目で眺めながら、私も思わずニッコリ。
身も心も、ずいぶんまあるくなったなぁ……。
若い頃には気にも留めなかったような、
ほんの小さな出来事が、
今では心をほっこり温めてくれます。
12年の時を経て、毎年花を咲かせてくれるアサガオ。
娘が持ち帰った一鉢から、こんな楽しみが続いて
いくなんて、あの頃は想像もしませんでした。
植物の生命力って、すごいものですね。
そして、何気ない日常の中にこそ、
幸せって転がっているものですね。
アサガオの成長を楽しむ夫。
そんな夫を見て、ひとりニヤニヤする私。
今日も我が家は平和です。
さてさて、今年はどこまでツルを伸ばして
くれるのでしょう。
アサガオの成長とともに、夫のニコニコも、
まだまだ続きそうです。😊🌸 M


